こんな実例もあるんです。
お店がすでに持っていた独自の価値に気づき、
お店の思いをお客様にはっきりとアピールすることで、集客が向上したケースです。
ランチタイムはそこそこお客さんが入るけど、ディナータイムは週末以外ガラガラという創作料理のお店。
結構大きなお店なので、人件費も含めたランニングコストも高めで毎月厳しい収支が続いていました。
「これほど食材にもこだわって、いい料理を提供しているのになぜだろう?
値段も内容から考えれば決して高くないはずなのに」店長の悩みは尽きませんでした。
器もいいし、美味しいし、お店の内装もいい。しかし、
「このお店でないとだめ、絶対また来たい」と思えるほどの、”独自の価値”は残念ながら感じられませんでした。
しかし、このお店の思いの見せ方ひとつで変われることに気がついたのです。
それは、店長も盛んに口にしていた食材へのこだわりについて。
お店で使う野菜のほとんどが無農薬、しかも専属契約した農家から直接仕入れるといった徹底ぶり、
肉や魚も同様のこだわりで、安心で、美味しいものを常に提供していました。
そこには、安心・安全な良質の食材で調理した料理をお客様にお出しするのが
基本であるというお店の徹底した姿勢がありました。
まさにこれこそが、お店の熱い思いといえます。
その後そのお店は食材へのこだわりを前面に出し、
『食べて健康になるレストラン』
『安心食材のお店』ということで、地域の主婦層を中心に支持を広げていきました。
創作料理のお店というだけではもう一つだったこのお店が
『食材へのこだわり』というお店の思いをそこにのせていく事で、独自の価値を手に入れたのです。